2013年1月24日木曜日

京都大学、フォトニック結晶、3次元配線成功

3次元配線に成功
 ■京都大学 野田進教授らは、光を閉じ込めたり増幅したりする「フォトニック結晶」を使って、光のやりとりをする配線を立体的に作り出すことに成功した。省エネルギー動作を可能にする光メモリーの微細化に役立つという。研究成果は英科学誌ネイチャー・フォトニクス(電子版)に掲載された。
 5ミリ角の立方体のシリコン結晶を作製。内部に幅200ナノ(ナノは10億分の1)メートルのフォトニック結晶による配線をつくった。配線を上下方向に引く際、斜め45度と緩やかにし、水平方向と垂直方向の接続部分はわざと突起のように配線に余分な部分を残した。光は波の性質も併せ持つため、突起部分で反射を繰り返して上下方向に光が届く。これまでは配線を垂直に引くと光が漏れ出てしまい、配線を立体的に仕上げることは難しかった。
 配線を立体的にできることで、微細化が容易になる利点がある。光メモリーは従来の電気で起動する半導体に比べて熱が発生しにくい。

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